ディープフェイクとエロライブチャットに詳しいテレコミマニアさん(40歳・小学校教師)にインタビュー

ディープフェイクとエロライブチャットに詳しいテレコミマニアさん(40歳・小学校教師)にインタビュー

仁成さん(40歳・男性・東京都・小学校教師)への取材インタビューです。

チャットレディの体に知り合いの女性の顔を合成する、ディープフェイクとエロライブチャットの融合に詳しいプロのテレコミマニアさん。90年代のテレフォンセックスから、最新のラブドールロボットまで、AI業界の最前線を伺いました。

取材メモ
プロフィール 仁成さん(40歳・男性・東京都・小学校教師)
エロテレビ電話の頻度 週3~4回
時間帯 深夜
主な相手 エロいライバーさん
よく使うサイト ストリップチャット
道具 オナホール
やり方 知り合いの画像を合成する
工夫した点 画質などのクオリティに妥協しない

テレコミを極めたきっかけ

ヒロシ:はじめに、仁成さんがテレコミを始めたきっかけを教えてください。

仁成さん:若い頃は、いつもテレコラ遊びをしていましたよ。昔はマッチングアプリや出会い系サイトもなかったので、テレクラ店舗へ足を運ぶか、公衆電話や家電からツーショットダイヤルを利用するしかありませんでした。ただ、今とは違って援助交際ブームだったので、現役の女子高生とすぐ会ってやれるいい時代でした。

ヒロシ:テレコミは、今でも変わらず楽しまれていますか。

仁成さん:いいえ。最近はもっぱらエロライブを覗いて抜いています。もちろん、たまにふとテレコミが懐かしくなり、電話をかけてみることもありますが、そこでテレフォンセックスをしたい、今日会える女性とオフパコしたい、というよりも、懐かしさ、哀愁を楽しむ感覚です。

ヒロシ:昔のテレコミと比較すると、最近のエロライブ配信は変わりましたか。

仁成さん:もちろん、リアルタイムで映像を見られるようになったのは、電話にはなかった革新的な進歩だと思います。でも、本質的には、テレフォンレディやチャットレディ対、男性客という構図は変わりません。風俗に例えるなら、風俗嬢とお客のような距離感が変わらないことと同義ですね。

ヒロシ:本題である、ディープフェイク時代との違いでもありますね。

仁成さん:その通りです。アダルトなライブチャットは、2000年頃からありましたが、そこで配信していた女性たちは、プロダクションに雇われているプロの女性でした。ある意味では、サクラだったと言えます。でも、最近のエロライブは、素人のライバーが個人の意思で配信しています。プロダクションという概念が必要なくなったんです。

ヒロシ:まさに、DAOの時代ですね。

仁成さん:その通りです。従来のエロは、プロダクションという中央集権的な構図が主流でしたが、未来のエロは、個人が主役の時代だと思います。

ディープフェイクのエロライブチャットはこんな感じ

ヒロシ:具体的に、ディープフェイクのエロライブチャットとは、どのような仕組みなのでしょうか。

仁成さん:いわゆる、アイコラと同じ原理ですよ。昔流行ったアイコラは、AV女優などの体に、アイドルの顔を貼り付けて合成したフェイクポルノの一種です。同じ原理で、チャットレディの体に、好みの女性の顔だけ合成することで、まるでその本人とチャットをしているかのような錯覚に陥ります。

ヒロシ:どのような場面でニーズがあるのですか。

仁成さん:もちろん、従来のアイコラのように、憧れのアイドルとバーチャルセックスするのに向いています。でも、もっと熱いのは知り合い女性との合成です。例えば、知り合いの人妻や、会社の同僚である女子社員、片思いの店員さん、近所のおばさんなど、知り合いの女性をエロライブチャットに合成するのが、ディープフェイクの醍醐味だと思ってます。

ヒロシ:確かに、エロい目で見てはいけないような、罪悪感、背徳感がまた盛り上がるポイントですね。

仁成さん:その通りです。

ヒロシ:仕組みは分かりましたが、今の合成技術は、リアルタイムのライブチャットに通用するでしょうか。

通仁成さん:用しません。ディープフェイクはまだ新しい技術ですし、画質などのスペック面でも発展途上です。特に、リアルタイムで動かす、しゃべらせるという技術はさらに高いレベルの話なので、昔のアイコラとは非にならないチャレンジングな領域です。

ヒロシ:顔の合成に合わせて、声の合成も可能ですか。

仁成さん:もちろん可能です。今の技術ではまだまだ質が低いですが、将来、知り合いの声を入力することで、リアルタイムにその声で喘ぎ声を出せるようになるのは時間の問題です。

ヒロシ:エロライブチャットとディープフェイクが合体することで、憧れのアイドルや知り合い女性とやれる未来が見えてきました。逆に、例えばラブドールのようなグッズと、ロボット技術を、そのディープフェイクと融合させる技術はありませんか。

仁成さん:あります。でも、実現までにはハードルが高いと見ています。実際、リアルな肌質を実現している人型のラブドールは既に売られています。股間にはオナホールが埋め込まれているので、実際にペニスを挿入してセックスすることも可能です。但し、AIが自分で考え、理解し、性的快感を感じて喘ぎ声を出す、膣を締め付けてくる、という生物学的な動作は、今のAIやロボット技術ではまだ追いついていません。

ヒロシ:ディープフェイクのエロライブチャットがさらに高度化するためには、なにが必要だと思いますか。

仁成さん:間違いなく、AIの進化が欠かせません。ChatGPTに代表されるような今の生成AIは、過去の情報からの学習に基づいています。それが、今この瞬間の情報を理解し、反映させられるようにならなくてはなりません。さらに、セックスという動作を理解し、気持ちいいという感情を理解できなければ、AIのラブドールは成立しないと思います。

ディープフェイクの課題

ヒロシ:ディープフェイクとエロライブチャットが合体することで、憧れのアイドルや知り合いの女性と、リアルタイムの合成でバーチャルセックスできることが分かりました。逆に、そのディープフェイクに問題点はないのでしょうか。

仁成さん:もちろんあります。既に、ハリウッド女優や歌手などのディープフェイク画像の拡散が問題となっています。もちろん、そのような肖像権の侵害が問題なのは言うまでもありません。でも、私が考えるディープフェイクの問題点とは、そこではなく、質の低さにあると思います。

ヒロシ:それはどういうことでしょうか。

仁成さん:今のディープフェイク技術では、リアルタイムに顔の合成をする技術がまだ低いのです。顔だけを合成しても、光の当たり方や顔の向きまでは追いつきません。どうしても、オンラインゲームのアバターのような、カクカクした動きになってしまうんです。

ヒロシ:それでは、リアリティがありませんね。

仁成さん:はい。AIの合成技術がもっと進化し、与えた素材以上に想像力を働かせて映像を作らなければ、リアルタイムの会話などできないのです。

ヒロシ:つまり、合成技術が課題ですか。

仁成さん:そうです。あとは、ロボット技術の進化もまだ追いついていません。先ほどもお話したように、ただのラブドールなら既に存在します。髪質や肌質などは、かなり本物の人間に近づいてきました。でも、例えばソフトバンクのペッパーくんを見ても分かるように、それが意思を持ち、本物の人間のように会話するのはまだ先の未来です。

ヒロシ:逆に、今ある技術で、ディープフェイクのライブチャットや、それに準ずる性行為を楽しむ術はありませんか。

仁成さん:ありますよ。例えば、FANZAのアバターライブチャットのように、現実の人間とアバターを融合させたサービスが登場しています。あとは、オンラインゲームのメタバース内で、性行為をしている人もいます。このようなバーチャルセックスなら、好みのキャラを相手に性行為をすることもできますし、自分や相手の性別自体を変えて楽しむこともできます。

ヒロシ:性別を変えてセックスできるのは、未来のセックスと言えますね。

仁成さん:その通りです。

編集後記

今回は、ディープフェイクとエロライブチャットを融合させるバーチャルセックスについて、テレコミに精通しているプロのご意見を伺いました。

結論を言うと、AIが顔を合成するリアルタイムのディープフェイクと、AIに連動するラブドールの実現は、まだ少し先になりそうです。

但し、いざそれが実現してしまったら、憧れのアイドルはもちろん、知り合いの女性部下、近所の主婦、片思いの店員さんなど、誰でも顔を合成してメタバース空間内でセックスできるようになります。

それはまさに、オナニーの進化とも言えますし、オナニーを超える、新しいセックスの進化型とも言えるかもしれません。

かつて、音声通話の電話を介して、男女がテレフォンセックスをしていたテレコミは、大きな転換点を迎えていると言えます。

AIが考え、AIのダッチワイフが誕生したら、チャットレディという職業がこの世から消えてなくなってしまうかもしれません。


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